ティム・バートン監督、マイケル・キートンとジャック・ニコルソン主演の映画『バットマン』は音楽も素晴らしい。
テーマを作ったダニー・エルフマンと、劇中歌を提供したプリンス。この2人がどんな曲を作り、どこで使われているかたっぷり解説!
バットマンの動画を無料で見ちゃおう
ティム・バートン監督の名作映画『バットマン(1989)』が無料で見られる動画配信サイトはU-NEXT。
31日間の無料トライアルに登録し、1ヶ月以内に解約することで、料金0円。
『バットマン』シリーズや、他のさまざまな映画が見放題と大変お得なサービスで、継続の必要もないので、この機会にこちらのリンクから申し込んでみよう!
バットマンvsプリンス(音楽)
この映画の挿入歌を担当したのはなんとあのプリンス!
ティム・バートンもジャック・ニコルソンもプリンスのファンであり、
プリンス側もCDセールスなど大人の事情も諸々クリアできるだろうということで合意にいたったようです。
ファンキーなプリンスはゴシックなバットマンのイメージとはちょっと違うような気もしますが、
その”違和感”が劇中の雰囲気を盛り上げる大きな要素になっています。
実際のシーンで説明していきます。
冒頭で流れる楽曲は「The Future」
ゴッサム・シティにエレクトリック・ポップな曲が流れている(小さめの音ですが)、、これがめっちゃ映画とマッチしてます!ゴシックな雰囲気に敢えて対象的な音楽を持ってくるプリンスと製作陣センスがスゲー!!
プリンス流ジョーカーのテーマ曲「Party Man」
ジョーカーが美術館をメチャクチャにするシーンで!ファンキーな「Party Man」というプリンス風ジョーカーのテーマ曲流れている。
街のパレードのシーンではノリノリの「トラスト」・終盤に、バラードのスキャンダラス終盤、スキャンダラスというバラードが教会の場面で少し流れ、物語に哀愁を漂わせています。
僕はバットマンだけでなくプリンスも大好きなので、もちろんこのサントラも持ってます(何故か2枚も所有)!
サントラとはいうものの、実際はバットマンにインスパイアされたプリンスのアルバムです(笑)
でもサウンドは「かっけえ~!」の一言!きっとプリンスもバットマン大好きなんだろうな~!
もしやプリンスの紫好きはコミック版のジョーカーに対するエンターテイナーとしてのリスペクトではないかと?
つまり、ボブ・ケイン(原作者)がバットマンを創らなければ、プリンスのあの音楽スタイルは生まれなかったかもしれません。
映画と音楽って関係が深いですよね!
超余談1
とんねるずは、プリンスのバットダンスのパロディを踊ってます。
超余談2
ジョジョの作者荒木飛呂彦先生は、洋楽のバンド名をスタンドにつけることで有名ですが、
第五部のジョルノ・ジョバーナのスタンド「ゴールド・エクスペリエンス」はプリンスのアルバム名からとってます。
ジョルノの洋服が紫なのもプリンス由来かもしれません。(※プリンスはテーマカラーが紫)
つまり、バットマンという作品がなければ、ジョルノ・ジョバーナも存在しなかったかもしれないのだ!
映画の主題歌はダニー・エルフマン
劇中歌のいくつかはプリンスですが、映画の主題歌・テーマ曲やオーケストラ曲は、多くのティム・バートン映画で楽曲制作を務めるダニー・エルフマンが担当しています。
ダニー・エルフマンはオインゴ・ボインゴの元リーダーです。(オインゴ・ボインゴってジョジョの第三部にも出てきますよね。)
ティム・バートンがオインゴ・ボインゴのファンであったことが、映画音楽制作のキッカケだったようです。
ダニーエルフマンが創り上げたバットマンのテーマソングは本当に映画史に残る傑作だと思います。
オインゴボインゴもすごい!エルフマンは天才!
ダニーエルフマンのバンド、オインゴボインゴも聴いてビックリ仰天!!凄くいい!!中毒性がある!オリジナリティヤバし!!
ダニー・エルフマンのメロディーラインや曲の構成が常人の発想ではないです。
映画音楽の場合はオーケストラを意識して曲を書かなければいけないことが多いので、バンド畑の人は普通できないと思いますが、ダニーエルフマンはセンスがずば抜けていたので、バンドマン→映画音楽作曲者として成功できたのでしょう。
ダニーエルフマンは本当天才だと思います。
映画『バットマン』やジョーカーについての関連記事
当サイトCineMagには『バットマン』の映画シリーズや、ジョーカーについて徹底解説した関連記事がたくさん。
バットマン、ジョーカーなどのヴィラン、キャストなどの魅力をもっと知りたい!という人は、気になる記事をピックアップしてください。
バットマンについて詳しくなること請け合い。