CineMag☆映画や海外ドラマを斬る!

新旧問わず、素晴らしい映画や海外ドラマの考察・解説・批評・感想を書いています。

ゲーム・オブ・スローンズシーズン7全話あらすじネタバレ解説【エピソード1話~最終7話】GOTの7章

ゲーム・オブ・スローンズシーズン7「夜の王」

各国の戦争が激化するゲーム・オブ・スローンズシーズン7。

あらすじをネタバレありで1話ずつ解説(全7話)。

GOTストーリーの復習をしたい人。もしくはストーリーだけ知りたい人向けの記事です。

 

シーズン7第1話『ドラゴンストーン』あらすじネタバレ

☞クリックであらすじネタバレ表示

アリアの復讐大作戦/ツインズ城

ウォルダー・フレイ公は、旗手たちを集めてパーティーを開いた。上等なワインを注がせ、一斉に乾杯する。ワインを飲んだ諸侯たちは苦しみもがき、ドス黒い血を吐いて倒れていった。

ウォルダーの正体は、彼に変装したアリアだった。アリアはウォルダーのマスクを剥ぎ、生き残った娘に「北部は覚えている」と語り継げという。

アリアがリヴァーランからキングズランディングへ向かっていると、王都から来た気のいい兵士(エド・シーラン)たちが森で火を囲んで歌を歌っている。アリアは焚き火に混ぜてもらいワインを飲んだ。

サム、知識の塔での過酷生活/オールドタウン

サムは知識の塔で、高齢者たちの介護や糞便の世話をしながら、空いた時間はずっと本を読むという過酷な生活を続けていた。夜は寮に戻り、ジリと子どもと一緒に暮らしている。

図書館の中には、鍵が掛かっていて学匠しか出入りできない部屋がある。サムはホワイトウォーカーを倒す手がかりをつかむため、鍵をくすねてその部屋の本を読んだ。

ドラゴンストーンには、ホワイトウォーカーを倒せるドラゴングラスがたくさん埋まっているとわかり、ジョンに知らせる手紙を急いで書く。

ジョン、旗手をまとめる/ウィンターフェル

ジョンは旗手たちと会議を開いていた。夜の王の軍団から壁を守るため、トアマンド率いる野人たちをグレートウォールの見張り塔である、イースト・ウォッチ・バイ・ザ・シーに派遣することに。

サンサは、戦いのときにラムジー側についたアンバー家とカースターク家の城を奪って他の旗手に与えろというが、ジョンは先祖や子どもたちに罪はないという。まだ子どもである城主、ネッド・アンバーとアリス・カースタークにその場で忠誠を誓わせた。

サーセイ、ユーロンと同盟/レッドキープ

北はジョン、東はデナーリス、西はタイレル家、南はドーン家という四面楚歌だった。ジェイミーはサーセイに向かって、ラニスターは孤立していると危機感を示す。

鉄諸島のユーロンが船団を率いて現れ、ヤーラシオンがデナーリス側についたため、サーセイと同盟すると語る。

ハウンドの罪の意識

ハウンドはブラザーフッドに入り、旅をしていた。人のいない民家で夜を過ごすことになるが、ハウンドはその家にアリアと滞在したことを思い出した。

民家の主人と娘はナイフで心中したようで、ベッドに死体があった。ハウンドが銀を奪ったあと、飢え死にするよりはと自殺したのだろう。

ソロスはハウンドに暖炉の火を見つめろと言う。火の中に、北のグレートウォールと死者の軍団が見えた。

ハウンドは夜ひっそりと、親子の死体を土に埋めた。

デナーリス、ティリオン、ドラゴンストーン城へ

デナーリスの船団は、ウェスタロス大陸のドラゴンストーン城へ到着。デナーリスは城を周り、王座には座らず軍議用の大きなテーブルの前にたち「始めよう」と語った。

ドラゴンストーンのティリオン

GOTシーズン7第1話の感想と考察

ブロンより歌が上手い奴が現れたと思ったら、まさかの世界的大スターエド・シーラン登場。彼もゲーム・オブ・スローンズのファンなのだろうか?ツアーの合間を縫って、アリアと一緒にGOTに出演したい!と思ったのだろうか?

今後ストーリーに絡んでくるのか、思い出作りなのかは謎だけど、ブロンと劇中で歌でハモって欲しい(笑)!

話しは変わるけど、それにしてもアリアは実に楽しそうな表情で復讐をする。よくある復讐で心は満たされずに悩む!という感じではないのだ。革新的なキャラクターだと思う。

シーズン7第2話『嵐の申し子』あらすじネタバレ

☞クリックであらすじネタバレ表示

デナーリス、ヤーラ、エラリア、オレナ/ドラゴンストーン

デナーリス、ヤーラ、エラリア、オレナ、ティリオン

シリーンを生贄にしてダヴォスの怒りを買い、ウィンターフェルから追放されたメリサンドルは、ドラゴンストーン城でデナーリスに仕えることになった。

ヴァリスの外交により、ドーン家のエラリアとタイレル家のオレナがドラゴンストーンにやって来た。ヤーラも加わり、ラニスター家を滅ぼす作戦を立てる。

オレナは、すぐにドラゴンでレッドキープ城に攻め入ればよいというが、ティリオンは罪もない市民が全滅することになると反対。

ティリオンは、ドーン家とタイレル家がキングズランディングを包囲し、穢れなき軍団がラニスター本家のキャスタリーロック城を攻めるという作戦を伝えた。一同は納得する。

キャスタリーロックへ進軍する前の夜、グレイワームはミッサンディに「あなたこそが俺の弱みだ」と、想いを告白。ミッサンディは服を脱ぎ、グレイワームも裸になってベッドで愛を交わし合った。

ティリオンからの手紙/ウィンターフェル

ジョン・スノウのもとへ、ティリオンからの手紙が届いていた。ジョンは夜の王の軍団に立ち向かうためにデナーリスと同盟を結ぶと決断するが、サンサはティリオンは良いヤツだけど信用できないし、祖父たちを殺したターガリエン家と同盟は結べないとまくし立てる。

ジョンは同盟は絶対に必要だと言い、ダヴォスを連れてドラゴンストーンへ向かうことに。その間、城主としての仕事はサンサに任せた。

ゲーム・オブ・スローンズ7 ジョン・スノウ

地下の墓地でネッドに祈っていると、ベイリッシュが側へ来る。ジョンは、これからも協力すると言うベイリッシュを壁に押し付け、サンサに何かしたら殺すと脅した。

ユーロンの襲撃

ヤーラの船団は、マーテル家の兵士たちを船に乗せて戻ってくる手はずだった。しかしドーンへ向かっている途中で、ユーロンの船の奇襲を受ける。

ヤーラ・グレイジョイ

ヤーラの兵士たちは懸命に戦うが、大型投擲機で船を燃やされ、軍は壊滅状態。ユーロンはエラリアの娘オバラナイメリアを殺し、ヤーラとエラリア、タイエニーを生け捕りにした。

シオンはユーロンに捕まったヤーラを見てパニックになり、海に飛び込んで逃げた。

サムの危険な治療/知識の塔(シタデル)

知識の塔に、グレイスケール(灰鱗病)に全身を侵されたジョラーが来訪。サムはジョラーがジオー・モーモント総帥の息子だと知って、助けたいと思う。

大学匠はもう助けられないと言うが、サムは図書館で治療法が書いてある本を見つけ、夜にジョラーの部屋に忍び込んだ。

治療は、鱗部分を剥がして薬を塗るという激痛を伴うものだった。サムはジョラーの口に板を噛ませ、皮を剥いでいく。ジョラーは苦痛で悶えた。

アリア、友に会う

アリアとナイメリア

アリアは食堂で働いているホットパイと再会。彼が作ったパイを満足そうにほうばった。ホットパイは、ウィンターフェルのボルトン軍は破れ、ジョンが北の王になったと話す。

アリアはキングズランディングへは向かわず、ウィンターフェルに帰ることにした。

森で焚き火をしていると、狼の群れに囲まれてしまう。ひときわ大きな狼が正面に立っていた。サーセイに殺される前に逃げ出した、ダイアウルフのナイメリアだ。

アリアは一緒に行こうと語りかけるが、ナイメリアは仲間と共に闇に消えていく。

GOTシーズン7第2話の感想と考察

ぽっちゃりしたホットパイが出てくると、なんか安心する。こういう脇役もキャラが立っているのがゲーム・オブ・スローンズの素晴らしいところ。アリアの、シーズン1以来のナイメリアとの再会もとても素晴らしかった。

ラニスター家は四面楚歌だったはずなのに、いきなり出て来た鉄諸島のユーロンがかなり強い。ユーロンの船団でデナーリスとの戦力差が埋まるという感じだろうか。

新参で勢力が大きく変わるより、今まで出て来た登場キャラクター同士でしっかり戦って欲しいのだが。

あとは、サンサがどんどん嫌なキャラクターになってきている。ティリオンに散々助けられたのに、信用できないとはどういうことか?まあ、ラムジーという猟奇殺人者と結婚させられれば、そりゃ心も歪むだろうけど。

ベイリッシュがまだウィンターフェルにいるし、サンサはまた洗脳されちゃうんだろうな…。

シーズン7第3話『女王の正義』あらすじネタバレ

☞クリックであらすじネタバレ表示

ジョンとデナーリスの対談

デナーリス・ターガリエン

ジョンとダヴォスは、舟でドラゴンストーンへ到着。グレートウォールで別れて以来のティリオンが出迎える。上空を飛ぶドラゴンの大きさに驚きながら、女王の間へ案内された。

ジョンはデナーリスと話しをするが、彼女はラニスターを滅ぼすために忠誠を誓えと言い、夜の王や死の軍団を信じてくれない。

ティリオンは、海を見ながら一人悩んでいるジョンと話した。そしてデナーリスに口添えをする。デナーリスは海沿いでジョンと話し、ドラゴングラスの採掘だけは許可すると譲歩した。

ジョンやダヴォスに追放されたメリサンドルは、ヴォランティスに行くとヴァリスに告げ旅に出た。

ブランウィンターフェルへ戻る

ブラン・スターク

ブランとミーラはウィンターフェルの門をくぐる。サンサがやって来てブランを抱きしめた。二人は神々の森で話をするが、ブランは「三つ目の鴉」になったので、ウィンターフェルは継げないと語った。

捕虜になったヤーラとエラリア

ヤーラたちの船団を沈めたユーロンは、キングズランディングへ凱旋した。縛ったヤーラ、エラリアとその娘をサーセイに差し出す。サーセイはユーロンに海軍を預け、陸軍をジェイミーに任せることに決定。

ブレーヴォスからアイアンバンク(鉄の銀行)の職員が、ラニスター家の借金を取り立てにくるが、サーセイは戦は必ずこちらが勝つと言い相手を説得した。

サーセイはエラリアと娘を牢屋で縛り、ミアセラを殺した毒を唇に塗ってエラリアの娘にキスをした。泣き叫ぶエラリアに、娘が死んで腐っていく姿を見るがいいと告げて牢を後にする。

ジョラー、灰鱗病が治る/知識の塔

サムが皮膚を削り取ったお陰で、ジョラーのグレイスケール(灰鱗病)の進行は止まり、完治していた。ジョラーはサムに命の恩人だと礼を言い、デナーリスの元へ向かう。

サムは大学匠によく治したと褒められるが、命令に背いた罰として、古びた本を写す作業を命じられた。

キャスタリーロックの攻防

グレイワーム率いる穢れなき集団は船団に乗り、キャスタリーロック城の浜に到着。

ティリオンの作戦に従い、海の洞窟からキャスタリーロックに侵入して正門を開け、城をあっさり制圧した。しかしグレイワームは、キャスタリーロックの兵士が少な過ぎることに疑問を持つ。

海を眺めると鉄諸島のユーロンの船団が、穢れなき集団が乗ってきた船をすべて沈めている。城はもぬけの殻で、食糧はほとんど残されていない。

ハイガーデン急襲

ハイガーデン城(ゲーム・オブ・スローンズ)

ジェイミーはキャスタリーロックの襲撃を読んでおり、キャスタリーロックの主力部隊を離脱させていた。そしてブロンを筆頭に、軍を率いてオレナ・タイレルが統治するハイガーデンへ向かう。旗手の中には、サムの父親ランディル・ターリーの姿もあった。

ハイガーデン城はあっという間に陥落し、ジェイミーはオレナがいる上階へ。

苦しまない毒をワインに入れ、オレナに差し出す。オレナはそれを飲み、死ぬ間際にジョフリーを殺したのは私だと告げた。

GOTシーズン7第3話の感想と考察

城をとってとられての攻防が続いていて面白い。キャスタリーロックは戦略上ワザと相手にとらせました!という作戦は漫画の「キングダム」みたいでよかった。

ただ、キャスタリーロックからは歩兵の大移動があったはずなので、それをデナーリス側がまったく捕捉できていないのはちょっと変だ。さらに、ドラゴンストーンからキャスタリーロックへも船でかなりの距離があるので、ユーロンの船団の襲来に備えていないのもおかしい。

まあ、情報戦まで描くとドラマでは訳がわからなくなるので、ストーリーをシンプルにしているのだろう。

シーズン7第4話『戦利品』あらすじネタバレ

☞クリックであらすじネタバレ表示

壁の絵とデナーリスの怒り/ドラゴンストーン

洞窟の黒曜石と壁の絵

ジョンはデナーリスを海岸沿いの洞窟に案内した。洞窟の壁には、一面ドラゴングラス(黒曜石)が光っている。ジョンはデナーリスをさらに奥に案内。そこには最初の人間より前にいたと言われる“森の子”が描いたホワイトウォーカーの絵があった。

ジョンは森の子と人間は協力してホワイトウォーカーを倒していたのだと話す。デナーリスはホワイトウォーカーの存在を信じ、ジョンと同盟することを決断。

同盟を失ったデナーリスの怒り

洞窟から出たデナーリス。ティリオンとヴァリスからキャスタリーロックは奪取したが、タイレル家のハイガーデンがジェイミーに陥されたと聞き、怒りを露わにする。

ドーンをまとめるエラリアが乗ったヤーラの船団はユーロンに急襲され、同盟国と戦うという作戦は完全に狂った。デナーリスはキングズランディングをドラゴンで攻めるというが、それでは市民を虐殺し、恐怖で支配することになるとジョンが止める。

シオンを乗せた鉄諸島の船が浜に帰還。ジョンは、お前がサンサの命を救っていなかったら殺していたとシオンの胸ぐらを掴んだ。

アリアがウィンターフェルへ帰還

アリア、サンサ、ブランの3人姉弟が故郷に

アリアはウィンターフェルに帰還。地下でネッドの墓地に祈っていた。サンサが現れ、二人は抱き合った。サンサは神々の森にいるブランの元へアリアを連れて行く。ブランは“三つ目の鴉”となり、以前の彼ではなかった。

アリアVSブライエニー

アリアは、ポドリックに剣の稽古をつけているブライエニーを見つけて勝負を挑む。余裕そうな表情を浮かべているブライエニーから2本先取し、本気を出させた。ブライエニーの大剣をいなしていくが腹を蹴られ、起き上がる。

稽古以上の白熱した対戦となり、アリアは互角以上の実力を見せた。

誰に剣術を教えられたのか聞かれ、アリアは「誰でもない」と笑って答えた。

ジェイミーとブロンの軍VSドラゴンとドスラク軍

サーセイはアイアンバンクに借金返済

ジェイミー軍のハイガーデン陥落により、タイレル家の財産を全て手に入れたサーセイは、ブレーヴォスのアイアンバンク(鉄の銀行)の職員に借金を全て返済。そしてウェスタロス大陸すべてを支配するつもりだと言って、アイアンバンクにさらなる協力を約束させる。

ドラゴンとドスラク人襲来

ジェイミーとブロン

ハイガーデンや周辺地域の戦利品を軍にまとめさせ、キングズランディングへ帰還しようとしていたジェイミーとブロンだったが、突然地響きが聞こえてくる。丘の向こうからドスラク人の大群が現れた。

ジェイミーは硬い陣を組ませるが、空からデナーリスが乗ったドラゴンが現れ、兵団を次々に焼き殺して行く。戦利品や食料もすべて炎に包まれてしまった。

ドスラク人が自陣に突っ込んで乱戦となり、ジェイミーは必死に戦うが、ラニスターの軍は壊滅状態だった。

ブロンVSドラゴン

巨大なドラゴン ゲーム・オブ・スローンズ

ブロンはドスラク人に落馬させられ、ジェイミーから貰った金貨をすべて落としながらも、スコーピオンと呼ばれる巨大なクロスボウがある荷台へ向かう。追って来たドスラク人を大きな矢で串刺しにし、荷台を開いてドラゴンを狙う。

1発は外すが、向かってきたドラゴンの右翼に巨大な矢を命中させ、デナーリスを乗せたドラゴンは地上に降り飛べなくなった。

突っ込んで行くジェイミー・ラニスター

ジェイミーは地上のデナーリスを狙って突っ込むが、ドラゴンが彼の方を向き炎を吐いた。間一髪ブロンがジェイミーに突っ込み炎を交わす。二人は川に沈んでいった。

GOTシーズン7第4話の感想と考察

アリアがハウンドを倒したブライエニーと互角になっていたとは嬉しい。劇中で言えば、最強クラスかもしれない。オベリン・マーテルともいい勝負ができるだろう。黒と白の館で精神的に辛い修行を乗り越えただけのことはある!女剣士アリア誕生

第4話はブロンの回でもあった。ドラゴンにスコーピオンを命中させたり、ジェイミーを助けたりと、やるときはやる渋いおじさんをますます好きになった。

シーズン7第5話『イーストウォッチ』あらすじネタバレ

☞クリックであらすじネタバレ表示

ラニスターVSドスラク戦の跡/ハイガーデン近辺

ランディル・ターリーの処刑

激戦のあと、デナーリスはラニスター軍の捕虜たちに、ひざまずくか死ぬかを選べと言う。ドラゴンを見て、ほとんどの兵士がひざまずく中、ランディル・ターリー(サムの父親)と息子のディコンだけは服従しない。

ティリオンは、名家を処刑したら統治に支障が出ると言うが、デナーリスはドラゴンの炎で二人を処刑

ジェイミーとブロン対岸へ

ブロンはジェイミーを助け、川の対岸まで泳ぎ着いていた。レッドキープに戻ったジェイミーは、サーセイにドラゴンとドスラク人の脅威を話し、負け戦だと伝える。サーセイはそれでも戦うしかないと言った。

ジェイミーは、ジョフリーの死はオレナの仕業だったと伝えた。

デナーリスの休戦協定

デナーリスとジョンの決断

ゲーム・オブ・スローンズ/デナーリス・ターガリエン

デナーリスはドラゴンストーンへ戻る。ドラゴンがジョンに懐いていることを不思議に思った。

グレイスケール(灰鱗病)が治ったジョラーがデナーリスの前に現れ、再び忠誠を誓う。

軍議を開き、ブランからイーストウォッチに死者の軍が向かっていると手紙が届いた件を話し合った。結果、ジョンやジョラーが死者の一人をサーセイに引き渡して夜の王の軍団の存在を信じさせ、一時的に休戦協定を結ぶ運びとなった。

ティリオンとダヴォス、キングズランディングへ

ティリオンとダヴォスは、交渉のためにキングズランディングへ舟で密航する。ブロンの計らいで、ティリオンはジェイミーとレッドキープの地下で会った。そして、死の軍団に立ち向かうために、一旦休戦が必要だと話す。

ジェイミーはサーセイに休戦について話すと、子どもを身ごもっていると言い、お腹の子どものために休戦について考えなければと言った。二人は抱き合う。

落とし子ジェンドリー

ダヴォスは蚤の溜まり場で鍛冶屋をしているジェンドリーに会に行き、彼を連れ出した。ティリオンが舟に戻ると、浜辺で二人の兵士に見つかってしまい、ジェンドリーが大鎚で彼らを殴り殺す。

ベイリッシュの不穏な動き/ウィンターフェル

上を見るアリア・スターク

アリアは、会議でジョンの悪口が出ても何も言い返さないサンサを見て、部屋で口喧嘩をする。

一方、ベイリッシュが侍女や谷間の諸侯たちを金で操り、不穏な動きをしているのを発見。アリアはベイリッシュの部屋に忍び込み、彼が受け取った手紙を読むと、それはサンサが出したものだった。

部屋から出て行くアリアを、ベイリッシュが見つめる。

サム、シタデル(知識の塔)に愛想を尽かす

アーチメイスター(大学匠)たちは、会議でウィンターフェルから届いた死者についての手紙を読み、笑っていた。サムは死の軍団やホワイトウォーカーは存在すると言い、皆で対処方法を研究するべきだと言うが、聞き入れて貰えない。

学匠たちの凝り固まった考え方に愛想が尽きたサムは夜、図書館にある禁書を何冊も盗み出し、ジリと子どもを連れシタデル(知識の塔)から馬車で出発した。

イーストウォッチから壁の向こうへ

ティリオンやダヴォスがドラゴンストーンへ帰ってきた。ジェンドリーも戦士として加わることになり、ジョン、ジョラー、ダヴォスは舟でイーストウォッチへ向かう。

イーストウォッチに着くと、トアマンドがジョンたちを牢屋へ案内した。そこには捕らえられたブラザーフッドの面々がいた。

ハウンド、ミアのソロスベリックらも死者の軍を食い止めるために来たと言う。ジョンは彼らもメンバーに加え、北の壁の門を潜った。

GOTシーズン7第5話の感想と考察

前から思っていたが、デナーリスはドラゴンでレッドキープだけ焼くことはできないのか?それで速攻人間同士の戦争は終わると思うのだが。

あと、ウェスタロス大陸はアフリカ大陸と同じくらいの大きさなので、軍やジョンたちが、舟で短期間で移動しているような描写に違和感を覚える。設定上は何十日も経っているのか?

時間経過がドラマ上ではわからないので何とも言えないが、例えばドラゴンストーンから他の地域に舟で移動したら最低10日はかかりそうだ。

シーズン7第6話『壁の向こう』あらすじネタバレ

☞クリックであらすじネタバレ表示

アリアとサンサの舌戦/ウィンターフェル

サンサ・スターク

サンサは、サーセイからキングズランディングへ来るよう手紙を受けるが、代わりにブライエニーを行かせた。

アリアがベイリッシュの部屋で見つけた手紙は、サンサがサーセイに脅されてロブ宛に書いた、降伏しろという手紙だった。アリアはサンサが誇りを失ったと考え、手紙を読みながら、敵の言いなりになるなら死んだ方がマシだと言う。

サンサは、手紙を北部の諸侯たちに読まれたら協力を拒まれると思い、アリアの部屋で手紙を探す。すると革鞄の中から、さまざまな人間の顔の皮が出てきて驚愕。サンサがドアの前に立っていて、“誰でもない者”になる修行をしたと話した。

死の軍団VSドラゴン/壁の北

死んだ巨大熊VSジョンの一団

ジェンドリーは北の大地の寒さに文句を言っている。ミアのソロスとジョラーは昔一緒に戦った時の思い出を語り合っていた。

しばらく進むと、ハウンドが炎の中で見たという山が現れる。そこに死者の軍団がいるだろうと、ジョンの一団はさらに進んだ。

猛吹雪の中、青い目の巨大熊が現れジョンたちを襲う。野人たちが一人、二人と喰い千切られ、ベンドリックが炎の剣で熊を燃やした。熊は怯むがハウンドは炎を見て怯え、剣を振り下ろせない。熊はソロスに襲いかかり、彼は胸元を噛まれてしまった。

全員の斬撃で何とか巨大熊を倒し、ベリックが炎の剣でソロスの傷口を焼く。

一団は、ホワイトウォーカーの1人が10名ほどの死者を引き連れ、死の軍団本隊のかなり前方にいるのを発見。全員で斬りかかる。

ジョンがホワイトウォーカーを倒すと、死者たちは一斉に粉々に崩れ落ちた。まだ1体が動いており、トアマンドとジョラーが締め上げて麻袋を顔に被せ、捕らえることに成功。

しかし死者の軍団の本隊がジョンたちの存在を感知し、大挙して襲って来る。ジェンドリーは、イーストウォッチまで走り、ジョンたちが危険だという伝書鴉をドラゴンストーンへ送らせた。

ドラゴンVS夜の王

ジョンたちは、凍った湖の真ん中にある岩場に逃げる。

死者の軍団 ゲーム・オブ・スローンズ7

死者の重みで氷が割れ、軍団は岩場まで来られない。ジョンたちは死の軍団に湖の周りを囲まれ、そこで夜を過ごす。朝起きると熊に噛まれたソロスが死んでいた。

氷が固まり、軍団が湖の真ん中に迫ってくる。ジョンたちは1体1体切り倒して行くが、死者たちは尽きる様子がなく、大ピンチ。

そこへ、デナーリスがドラゴンに乗ってやってきた。死者の軍団を炎で焼き、降り立つ。ジョラーやトアマンド、ハウンドを背中に乗せるが、ジョンはまだ戦っている。

デナーリスがジョンが来るのを待っていると、“夜の王”が氷の槍を投げ、空を飛んでいたもう1体のドラゴンの首に突き刺さってしまった。そのドラゴンは死亡し、湖の中に沈んでいった。

デナーリスは止むを得ず飛び立ち、ジョンは死者と共に湖に落ちる。

ベンジェンの最後

ジョンは何とか湖から脱出し、凍えながら逃げようとするが、死者の軍が迫る。そこへベンジェンが現れ、炎の鎖で死者たちを次々に破壊していった。ベンジェンはジョンに馬を与えて逃がし、死者の大群と戦って倒れる。

ジョンは、凍えて気絶した状態でイーストウォッチに辿り着き、船の中で目覚める。側にはデナーリスがいた。ドラゴンが死んでしまったことについての責任を述べると、デナーリスは仕方ないと言い、同盟を組んで死者の軍団と戦うと約束した。

ジョンはベッドに横たわったままで、デナーリスに忠誠を誓う。

北の大地の湖では、死者たちが死んだドラゴンを引き上げている。夜の王がドラゴンに触ると、巨大な死体は青い瞳を宿した。

GOTシーズン7第6話の感想と考察

ジョンは早くドラゴンの背中に乗ればいいのに、いつまでも下で戦っていたせいで、飛び立つまでに時間ができてしまい、もう1体のドラゴンが死亡。ラムジー戦に引き続き、指揮官としては無能すぎるジョン・スノウという感じだった。

シーズン7最終話7話『竜と狼』あらすじネタバレ

☞クリックであらすじネタバレ表示

難航する休戦協定/レッドキープ

竜の舎のデナーリス陣営とサーセイ陣営

休戦協定の話し合いの場所は、レッドキープの外れにある、“竜の舎”と呼ばれる石造りの円形庭園に決まった。今は廃れているが、かつてはドラゴンが飼育されていた場所だ。

ティリオンやジョラー、ハウンドたちは船で浜辺に着き、ブロンの案内で竜の舎へ向かう。レッドキープの周囲は、穢れなき集団やドスラクの軍で固めていた。サーセイも会場に到着するが、デナーリスがなかなか来ない。

ジョンの失敗

デナーリスとティリオン ゲーム・オブ・スローンズ7

デナーリスはドラゴンに乗って降り立った。ティリオンが休戦の話しを切り出し、ハウンドが連れてきた“死者(ワイト)”を頑丈な木箱から出す。鎖で繋がれた死者がサーセイに向かって走り出し。レッドキープの面々は怯えた。

ユーロンは死者が泳げないと知ると、サーセイとの同盟を破棄して鉄諸島に帰ると言った。

サーセイは死者の軍を倒すまで休戦し、その後も北の王であるジョンとは休戦を続けると言ったが、ジョンはデナーリスに忠誠を誓ったと断る。サーセイは怒って会場を去り、交渉は決裂。忠誠の件をこの場で知ったティリオンは、バカ正直に答えたせいで、窮地に立たされたとジョンに声を荒げた。

ティリオンがサーセイの部屋へ

ティリオンは殺される覚悟でサーセイの部屋へ。憎まれ口を叩き合うが、サーセイが妊娠していることを知り、何とか説得に成功。サーセイは竜の舎へ戻り、休戦に加えてキングズランディングの軍を北の壁に派遣させると、デナーリス陣営に約束した。

サーセイとジェイミーの別れ

ジェイミーが北へ進軍する準備をしていると、サーセイは休戦の約束も、北への進軍も嘘だと笑う。ジェイミーは、加勢せずにデナーリスを裏切れば、死者の軍かデナーリスの軍どちらかに滅ぼされると怒鳴った。

サーセイはアイアンバンクから巨額の融資を受け、世界最強と言われる“黄金の軍団(ゴールデン・カンパニー)”を雇ったと言う。ユーロンの離脱も嘘で、彼の船団はエッソスにゴールデンカンパニーを迎えに行っているらしい。

サーセイはお腹の子が将来王となると言うが、不誠実さに嫌気がさしたジェイミーは彼女のもとを去り、雨の中レッドキープを後にした。

ピーター・ベイリッシュの最後

ベイリッシュはサンサに、アリアはネッドを裏切ったあなたを殺してウィンターフェルの君主になるつもりだと吹き込む。

サンサはアリアの裁判を決め、会議場に諸侯たちを集めた。アリアが会場にサンサの前に到着するが、サンサはベイリッシュの今までの裏切り行為についての裁判だと言った。

ライサやジョン・アリンを殺した罪や、キャトリンにアリンを殺したのはラニスターだと手紙を送って、スターク家とラニスターの対立を仕組んだと言う。

ベイリッシュは必死に弁明するが、谷間の諸侯たちも味方についてくれない。アリアがニードルで喉を裂き、ベイリッシュは死亡した。

ジョンの本名はエイゴン・ターガリエン

ジョンとデナーリスの契り

船はジョンやデナーリスを乗せ、北へ帆を走らせた。夜になり、ジョンはデナーリスの部屋へ行く。そして見つめ合い、愛を交わし合った。

サムとブランの衝撃的な会話/ウィンターフェル

サムはジリと子どもを連れ、ウィンターフェルへ到着。暖炉の側でブランと話した。ブランは、ジョンはレイガー・ターガリエンリアナ・スタークの子どもだったと打ち明ける。

サムは驚きながら、レイガーは正式に元妻と離婚していたことを書物で知ったと話す。ブランが過去のヴィジョンを見てみると、レイガーとリアナは両想いで、正式に結婚していたとわかる。

反乱を起こしたのはロバートの方だった。ジョンは落とし子ではなく、エイゴン・ターガリエンという名前の正式な後継だったのだ。

夜の王、イーストウォッチ襲撃

トアマンドとベリックは、グレート・ウォール(北の壁)のイーストウォッチから死者の行進を見ていた。迎え撃つ体制を整えようとすると、空からうなり声が聞こえ、夜の王が青い目の死んだドラゴンに乗ってやってきた。

トアマンドが全員退避を命じるが、ドラゴンは口から青い炎を吐き、イーストウォッチと壁は瞬く間に崩れ去る。死者の軍が壁の南側へ足を踏み入れた。

GOTシーズン7最終7話の感想と考察

ジョンが話し合いの場で、またやらかしていたのが笑えた。もはやお約束という感じだ。ジョンが結構小物に見えて、エイゴン・ターガリエンという事実も「ふーん」という感想。

それは置いておいて、青い目のドラゴンがとにかくかっこいい。人間と死者の軍はどんな決着になるのだろう。

そして、ゲーム・オブ・スローンズシーズン8では、サーセイとデナーリスはどのような決着を迎えるのか。楽しみである。

ゲーム・オブ・スローンズシーズン7関連記事

マジこれで終わり?ゲーム・オブ・スローンズ最終シーズン8全話【エピソード1話~最終回】あらすじ徹底解説ネタバレあり! - CineMag☆映画や海外ドラマを斬る!

ゲーム・オブ・スローンズシーズン6全話【エピソード1話~最終10話】あらすじネタバレ解説/GOTを独自考察 - CineMag☆映画や海外ドラマを斬る!

ゲーム・オブ・スローンズシーズン5全話【1話~エピソード10話】あらすじネタバレ解説、感想や独自考察も! - CineMag☆映画や海外ドラマを斬る!