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『SUITS/スーツシーズン2』全話ネタバレあらすじ解説・感想/相関図!登場人物キャスト見逃し配信先

人気海外ドラマの日本リメイク!『SUITS/スーツシーズン2』第1話から10月19日放送の最終回第15話までの全話あらすじを、完全ネタバレでまとめています。

わかりやすいように登場人物やシーン別で書いているので、ストーリーのおさらいに役立てていただければ幸いです。

SUITS/スーツシーズン1(日本版)のあらすじネタバレ解説』←はこちら。

SUITS/スーツシーズン2登場人物キャスト相関図/見逃し配信情報

登場人物の公式相関図

SUITS/スーツシーズン2の登場人物の公式相関図です。主要メンバーはシーズン1と変わりません。個人的には砂理が出ていないのが残念。

suitsスーツシーズン2 登場人物相関図

SUITS/スーツ2 | 相関図 - フジテレビ

シーズン2第1話「新シリーズ幕開け!最強弁護士バディ」

☞クリックで第1話あらすじネタバレ表示

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事務所引越し、大輔ボストンから帰国

甲斐正午(かいしょうご/織田裕二)は、全米進出の契約をかわそうとしているミズナ(加藤ミリヤ)の代理で交渉にあたっていた。しかし相手のアトランティス・ミュージック・グループは、ミズナの弟の不祥事をマスコミにリーク。利益分配率を引き下げてくる。

甲斐は偽のサインを書かせ、その事実を録画して記者会見で発表。さらにアトランティスグループのグレーな交渉のマニュアルを大輔を使って入手し、その場で読み上げた。

鈴木大輔(すずきだいすけ/中島裕翔)は、甲斐に呼び出されてボストンから日本に帰ってきた。幸村・上杉法律事務所は大きな新オフィスに移転している。

小説のアイデア盗用の案件

大輔は復帰のリハビリとして、出版社「柊出版」が元契約社員の吉野麻帆(よしのまほ/玉城ティナ)から訴えられた件の弁護を担当。吉野に話を聞くと、担当編集がアイデアのメモを作家の綾小路都(友近)に見せ、その本の出版が控えられているとわかる。

好意を寄せているパラリーガル・聖澤真琴(ひじりさわまこと/新木優子)と再会を果たし、大輔はディナーの後に付き合ってくれと告白。真琴は時間をくださいと言う。

大輔は吉野のメモを見て、小説の内容と合致していることを確かめ、出版社側が100万を払う示談で丸く収めようとするが、吉野が折れずに失敗。その後、作者・綾小路の仕事場に行き、小説のアイデアのファイルを盗み見た。

しかし解決は見えない。大輔は祖母・結衣の発言にヒントを得て、それ以前に出版されている小説に同じようなシナリオがないか、真琴と一緒に探し漁った。

見つけた同じアイデアの本を吉野に提示して、あたなも盗用しているといえると説得。出版社との仲を取り持って、一件落着となった。

フューチャースカイの部門売却案件

甲斐はフューチャースカイの代表・三津谷聡(みつやさとし/反町隆史)から、大手宇宙開発会社ザッカードとの合併の前に、無人航空機制御という技術を有するUAシステム部門の売却をしたいと言われる。売値は100億円以上という条件だ。

甲斐は新日空など複数の航空会社を争わせ売値を釣り上げようとするが、三津谷に関するフェイクニュースが拡散したため、うまくいかない。

そんな中甲斐は、フューチャースカイが合併先のザッカードの特許を侵害してUAシステムを開発していたと突き止め怒り、三津谷を追求。最初から特許侵害を隠すための売却だったのだ。

甲斐はクロスライセンス契約を結べば解決するとアドバイスをした。さらに新日空の社員による三津谷の虚偽ニュースを流したことをマスコミにリーク。フューチャースカイの評判は元に戻った。

上杉一志復帰

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事務所から追放されて休職中の上杉一志(うえすぎひとし/吉田鋼太郎)が、病気の妻が他界したことで事務所に戻ってくるという噂が立った。幸村と甲斐は、妻へ秘密を打ち明けると上杉を脅していたので、枷がなくなったと慌てる。

甲斐は上杉の娘・夏美(森七菜)に会い、花束を渡す。そして上杉に、事務所に戻ってきたら娘にあの 件を喋ると脅した。

しかし、上杉は復帰の意思を固め、事務所に戻ってくる。

SUITS/スーツシーズン2第1話 完

シーズン2第1話の考察・感想

1番の疑問は、大輔は何しにボストンへ行っていたのか?ということ。渡米して弁護士資格を取ってくるものとばかり思っていたので、単純にほとぼりが冷めるまでアメリカにいろっていうことだったならガッカリ。

シーズン2第2話「敵は最強の看護師」

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最強の看護師・安田佐緒里

甲斐はクライアントの東京国際記念病院から、看護師組合が給料アップがなければストライキを起こすという案件を丸く納めてくれといわれる。看護師長の安田佐緒里(やすださおり/黒木瞳)に会うが、彼女は被災地のボランティアで指揮をとったカリスマで、絶大な影響力を持っている。そして看護師の給与を15%アップしないとストを決行すると言って聞かない。

上杉の企み、蟹江の葛藤

上杉は全案件をリスト化したお礼として、アソシエイトたちに食事をおごり、慕われはじめていた。甲斐の看護師ストの件にも首を突っ込みはじめ、病院と勝手に交渉して10%アップで手を打たないかと提案する。

蟹江は事務所で正当な評価を受けないと他の事務所への移籍を考えるが、上杉から日頃のねぎらいとして最新型のボイスレコーダーを貰い、彼に親しみを抱く。

大輔と真琴のカップル成立

大輔は真琴と食事をしていた。幼い頃、両親が事故で他界した話や、自慢の祖母の話をする。帰り真琴は大輔にキスし、交際を承諾。ただ、職場でバラさないでほしいと言う。

偶然にも祖母のグループホームが東京国際病院の関連だったため、大輔は翌日安田に声をかけて、祖母の部屋で談笑。看護師の実務時間超過の問題を改善したい彼女の願いを聞き出した。

看護師スト問題、決着

甲斐が病院の院長を事務所に呼ぶと、なぜかそこに安田の姿が。上杉が勝手に呼んでいたのだ。甲斐は労働時間が超過していると病院側が知らなかったことで、安田や看護師たちを解雇できると発言。

安田が驚いていると、ストライキをやめれば、労働時間の改善や残業分の支払いに応じると言い、その場で院長を説得した。

15%の給与アップよりはるかに条件が良くなり、安田は甲斐にお礼を言う。

一方、大輔は真琴へ弁護士だと嘘をついていることが耐えられなくなり、甲斐に相談。子どもじゃないんだから好きに話せと言われた。

SUITS/スーツシーズン2第2話 完

シーズン2第3話「復讐編スタート」

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シニアパートナー瀬川の依頼

幸村は大輔と食事をして素性を喋らせた。彼のことを認め、食事を奢らせる。

甲斐と幸村は、シニアパートナーの過半数の同意があれば代表を交代できる規定を、上杉が必ず利用すると推測。企業再生部門の瀬川修一(せがわしゅういち/笹野高史)に接近した甲斐だったが、幸村側につく見返りとして彼が顧問をしている建設会社スカイ・ヴェスタのビル建設を止めてほしいと頼まれる。

スカイ・ヴェスタの社長・芹沢(せりざわ/石丸幹二)に会うが、資金繰りが難渋しているにも関わらず、融資が入ればビル建設もなんとかなると、中止の提案をのまない。

アソシエイト視察、蟹江は怠け者?

週刊誌で、アソシエイトが働きにくい職場のワースト2位に選ばれてしまった幸村・上杉法律事務所。その真偽を確かめるべく、インターン派遣元である東京ロースクールの真野麻子(MEGUMI)が視察に来て、アソシエイトたちにヒアリングを行った。

結果問題はなかったものの、蟹江が怠けているとアソシエイトたちに思われていることが発覚。誰よりも案件数をこなしているにも関わらず、それすら部下に気づかれていなかったことがショックだった蟹江に、甲斐はねぎらいの言葉をかけた。

次の日、蟹江はたった1人でアソシエイト全員に割り振っていた仕事を終わらせ実力を証明。驚くアソシエイトたちに、案件をひたすらこなして精進するようにと語気を強めた。

スカイ・ヴェスタの融資が通らない理由

甲斐は蟹江を使い、彼の東大居合道部の後輩で東京ナショナル銀行の融資担当・吉永由紀子(よしながゆきこ/太田緑ロランス)に、なぜ融資が通らないか聞いてもらう。しかし、蟹江は答えを引き出せない。

大輔は、スカイ・ヴェスタの周りのビルのメインバンクが東京ナショナル銀行だと気づくが、それなら融資をしない理由がないので、ビル建設の引き継ぎ先が裏で決められていると考える。

甲斐と大輔は、吉永由紀子の前に現れ、東京ナショナル銀行がスカイ・ヴェスタの融資を蹴ってビルを横取りするつもりだという証拠を提示。周囲の企業にバラせば銀行の評判は池に落ちると脅し、スカイ・ヴェスタの融資を継続させた。

瀬川は意向と違う結果に憤りを見せたが、東京ナショナル銀行と裏で通じていたことが甲斐にバレ、幸村によってクビを宣告される。

大輔と真琴の恋終了?

大輔は真琴に自分の経歴詐称について話そうと考えていたが、玉井に甲斐への恩を忘れるなと言われ、思いとどまる。

そして、真琴が以前職場恋愛をしていたからと嘘の理由をつけて、彼女をフってしまうのだった。

SUITS/スーツシーズン2第3話 完

シーズン2第4話「黒幕現る」

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訴えられた甲斐

弁護士の富樫文弘(とがしふみひろ/髙嶋政宏)から甲斐宛に、以前担当したコースタル・モーターズの案件で証拠隠蔽があったとして、訴状が届いた。

富樫は甲斐に3連敗しており、恨んでいた。甲斐にボンネットの欠陥の報告文書をみせ、コースタル側を勝訴させ運転中に事故死した人物とその遺族を侮辱したと語る。

ワガママ・イタリアンのパクリ店舗を訴える!

蟹江が、大輔を貸してくれと言う(上杉の指示で)。甲斐は1度断るが、真琴との失恋で仕事が手についていない大輔を見て、ショック療法だと蟹江に預けることを決める。

蟹江は大輔をランチに誘い、その店がワガママ・イタリアンのパクリ店「オキラク・イタリアン」だと教える。メニューや外観・内装までそっくりなその店を、訴えると言った。

オキラク・イタリアンのマーケティング課長・小里周作(こざとしゅうさく/樋渡真司)と代理人弁護士・吉岡達郎(よしおかたつろう/勝矢)が事務所にやってきて、パクリではなくオマージュだと主張。

次の会議で蟹江は、小里が会社で不当な人事を受けていると知り、口説き文句で同情を誘う。小里は泣き出し、倫理に反した経営は嫌だとパクリを認めた。しかしその後オキラク・イタリアンが破産申告したため、蟹江は賠償金が取れないと嘆く。大輔は、ワガママ・イタリアンが店舗ごと買収すれば良いと名案を出した。

大輔は甲斐の部屋で蟹江の仕事ぶりを褒めたが、ファイルには蟹江のボイスレコーダーが仕込まれていた。

コースタルの社長に怒りをぶちまける甲斐

コースタルの神崎社長(伊藤正之)に、顧問弁護士をクビにされた甲斐は、大原陽子(滝川ひとみ)という人物と会う。彼女はボンネットの欠陥を社長に直接報告したが隠蔽され、解雇されたと話す。

甲斐は、遺族に十分な賠償金を払わないと世間に公表すると怒りをぶちまけ、神崎社長はしぶしぶ承諾した。

しかし甲斐前に富樫が現れ、お前に対する訴えは取り下げないと言う。

玉井は資料室でコースタルに関する資料をすべて調べていた。すると自分の確認のサインが書かれた、ボンネット欠陥の報告書を発見。

SUITS/スーツシーズン2第4話 完

シーズン2第5話「発端は1枚のメモ」

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副島弁護士登場

上杉が、副島絵美里(そえじまえみり/清水ミチコ)という有能な弁護士を連れてきた。副島はコースタル・モーターズ被害者による、甲斐への訴えを和解に持ち込むのが賢明だと言う。幸村は副島を雇うことにした。

しかし甲斐は気持ちがおさまらず、欠陥車で死んだ人物の妻に謝罪。しかし彼女に、もう来るなと言われる。

バックハンドの貴公子の訴訟問題

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バックハンドの貴公子と呼ばれる16歳の天才テニス少年・高山雄哉(たかやまゆうや/髙橋優斗)が、プロモーターの星川卓郎(ほしかわたくろう/田中要次)を連れてやってくる。

彼の父親が息子のプロ入りを、まだ早いと強く反対しているらしい。甲斐は大輔に担当を依頼。大輔は親子での話し合いの席を設けるが、父親が癇癪を起こして話し合いにならない。

雄哉は今が自分のピークだと言った。プロになるためには裁判で親権を奪うしかないとなるが、この問題で親権を勝ち取れる確率は0%。

大輔は雄哉から虐待を受けていると打ち明けられた。しかし雄哉の態度が不信だったため、嘘だと見抜く。すべてプロモーターの星川が仕組んでいたことで、雄哉の身体的ピークが今だというのも嘘だった。

大輔は雄哉に大人に振り回されないよう精神修行しろと言い、この件はカタがついた。

蟹江の猫急逝!

付き合いは解消した大輔と真琴だったが、仕事ではお互いに助け合っていた。真琴は恋愛マッチングアプリの誘いをすべて断ったと言って、大輔にアピール。

そんな中、蟹江が飼っていた猫の具合が急に悪くなり、翌日に死んでしまう。蟹江は愛猫が病気だったことに気づけなかったと意気消沈。

真琴は大輔からもらったバックハンドの貴公子・雄哉のサインボールを蟹江にプレゼントして、辛いときは誰かを頼れとアドバイスした。

玉井解雇!

玉井は、車の欠陥の報告書を自分のミスで甲斐に渡していなかった事実に愕然。なかなか言い出せないまま時間が過ぎ、ついに大輔にバレる。

甲斐は、副島の宣誓供述書にサインする寸前だった。大輔はわざとコーヒーをこぼして幸村が部屋から出ていったあと、玉井が見過ごしてしまった報告書が見つかったと告げた。

甲斐は玉井を呼び出して裏切りだと責めるが、書類が見つかった以上隠蔽はしていないと証明できると言う。しかし玉井は副島に疑われていると思い、すでに書類を処分していた。

事実を知った副島は和解の相談に行くが、遺族から賠償金5億円と甲斐の弁護士資格剥奪が条件だと突きつけられる。

幸村は玉井に本日解雇を言い渡す。

玉井は甲斐の前で涙を流し、エレベーターで降りて行った。

SUITS/スーツシーズン2第5話 完

シーズン2第6話「新章スタート舞台はマカオ!」

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2020年8月17日放送分。

マカオで3億負けた碓氷社長

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甲斐は大輔を連れてマカオへ。そこではクライアントの碓氷秀明(うすいひであき/博多華丸)が3億円もの大金を賭けてギャンブルをしていた。大輔から見ても勝ちは目前だったが彼は敗れた。そして、側にいる城田悟志(しろたさとし)から会社を担保に3億借りたと話す。契約書の代わりは、ナプキンへのサインだった。

日本へ帰国し、甲斐は城田に碓氷ジュエリーを譲渡しないためにどうすれば良いか策を練った。玉井の後任で小笠原誠也(おがさわらせいや/黒羽麻璃央)が秘書になるが、生け花までしてしまう彼に対してイライラを募らせた。

城田に和解を提示するが、彼は金額ではないと応じない。そこで、会社が譲渡されるなら、碓氷社長のギャンブル癖や会社の不正を世間に公表して会社を潰すと脅した。そこからポーカーの勝負して、勝った方が全てを手にするのはどうだと提案。

資料室でポーカーが始まり、甲斐は弱いカードでオールイン(全賭け)し、さらにマカオのカジノのビデオカメラに城田が仕掛けたイカサマが映っていたと言う。城田の心は折れ、甲斐は借金の返済なく会社を取り戻すことに成功。

蟹江と真琴のコンビ

一方、蟹江と真琴はバレエの公演で偶然会う。帰りに舞台演出家の里中栄一郎(さとなかえいいちろう/吉澤健)が劇場の管理不備でバレリーナが怪我をしたと文句を言っている。バレエを愛する蟹江は、里中の力になると、劇場の管理を徹底させることを引き受けた。真琴を担当にして、一緒に劇場に乗り込んだ蟹江だが、代理人から劇団側が払うべき金を払っていないと告げられる。里中が金を着服していたのだ。蟹江は見抜けなかったと落ち込むが真琴が励ました。蟹江は意を決して里中の理事解任を仕組む。劇場側への資金は経営見直しでなんとか捻出した。里中とは怒鳴り合いになったが、蟹江の配慮で彼は演出家を続けられることになった。

甲斐の代理人弁護士は幸村

幸村のもとに、ロースクール時代の同僚・羽鳥がやってきた。彼女は幸村に恨みを持っていて、関東弁護士会という立場を利用して、甲斐と幸村弁護士を追い詰めるつもりだったのだ。幸村はファームから弁護士会に寄付をして、羽鳥が脅しを仕組んだように見せかけ、この件は落着。

夜、甲斐を信用しない副島弁護士を解任。甲斐の代理弁護士を引き受ける覚悟を決めた。

蟹江が大輔の会話を盗聴していたと聞いた甲斐は、ボイスレコーダーを突きつけて彼を脅した。

SUITS/スーツシーズン2第6話 完

SUITS/スーツシーズン2第6話の感想・考察

ちょっと意味不明な事柄が目立った。まず、ファームから関東弁護士会に献金すれば、羽鳥が脅しているように見えるという幸村の策。弁護士会からすれば、羽鳥が脅しているというより、幸村がこの件をうやむやにして欲しくて献金していると映るだろう。

あとは今回の目玉であるポーカーについて、城田は最初で戦意喪失したわけだけど、碓氷社長のポーカーが仕組まれたイカサマだという証拠があるなら、別にポーカーをしなくても城田に会社を譲らなくても済んだはずだ。

シーズン2第7話「まさかの師弟対決!」

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富樫(とがし/髙嶋政宏)が事務所にやってきて、和解の条件として甲斐(かい/織田裕二)の弁護士辞職を取り下げない旨を伝えた。さらに富樫は、甲斐の母親や弟の話を持ち出して彼を怒らせる。

上杉(うえすぎ/吉田鋼太郎)は富樫との裁判の前に、ファームで模擬裁判することを提案。蟹江貢(かにえみつぐ/小出伸也)が富樫役となり、サポートとして大輔がつく。

模擬裁判が始まった。蟹江は、アソシエイト時代に甲斐が自分のファイルを隠したということで、証拠隠蔽の可能性をついてくる。

大輔は玉井に会い、甲斐のために力を貸して欲しいと頼んだ。玉井は模擬裁判に駆けつけるが、蟹江に甲斐に恋愛感情があったかどうかを責められ、傷ついてファームを後にした。

甲斐は蟹江にやりすぎだと言う。しかし蟹江は、お前のためだと返した。

幸村は弁護士として、甲斐がハーバードのロースクール時代の大事な模擬裁判で不正な証拠を取り下げ勝利を逃した過去を話し、彼が思いやりと正義感にあふれる人物だと説く。さらに蟹江を証人として、甲斐がシニアパートナーとしての実力を持っていると語らせた。模擬裁判は、甲斐・幸村側の勝利となる。

甲斐は富樫にスタジアムに呼ばれ、和解条件からお前の資格剥奪を抜いておいたと、嫌味ったらしく言われる。大輔の調査に上杉が乗っかり、富樫を過去の不正を提示して裏で脅していたのだ。和解にはシニアパートナー全員が責任を負い、1千万円ずつ支払うという新条件も付け加えられた。

甲斐はそれでも裁判を望むが、大輔がみんなのことを考えろと言い、渋々和解に応じることに。上杉はシニアパートナーを集め、今回の一件で幸村に運営を任せていいか協議したいと提案。

SUITS/スーツシーズン2第7話の感想・解説

模擬裁判という展開はよかったけど、模擬裁判の内容がちょっと感情面に寄りすぎだったと思う。まあ、証拠を隠したか隠していないかは物証ができないので(そもそも玉井の問題だし)、甲斐が不正をしそうな人物かそうでないかで判断するしかないのだろうけど。

あとは、今回蟹江を証人にして勝ったが、富樫は証人にできないので、この勝ち方は果たして裁判に役立つのか?というのも疑問だった(結局和解することになったし)。

SUITS/スーツ2は、論点が次々とすり替わっているようなストーリーになってしまっている気がする。

シーズン2第8話「上杉の過去は不倫」

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過去:上杉がファームを追われた事件

SUITS/スーツシーズン2第8話 上杉と大輔、遊星
数年前、まだ大輔は甲斐と出会っておらず、元カノの紹介で、祖母のためにお金を貯めようと司法試験の替え玉受験を行ってしまう。それでも遊星や砂里(今田美桜)に励まされ、楽しく暮らしていた。

一方、幸村はファームの誰かが金を横領していると知る。甲斐はジュニアパートナーの昇進を条件に、玉井と犯人を探しはじめた。最初は蟹江が犯人かと思ったが、彼は真犯人に囮に仕立て上げられただけだった。

甲斐は、蟹江に別のファームの横領事件だと言って、真犯人を探させた。すると、上杉が横領していたと確証が手に入る。

幸村は事実を知り上杉を呼びつけると、余命僅かの妻のために海外の無認可治療に莫大な金がかかっていると言われ、彼を許そうと考える。

幸村、甲斐、玉井 SUITS/スーツシーズン2第8話登場人物キャスト

しかし、そんな中玉井が上杉とファームの弁護士・尾形万智子(おがたまちこ/松本若菜)が不倫していることを突き止めた。金を治療に使っているのは嘘だったのだ。甲斐は上杉と尾形が密会しているホテルに乗り込み、「事務所を去る旨と、後任は幸村だという紙にサインをしないと奥さんを呼ぶ」と言った。上杉は渋々承諾。

幸村は怒りから、尾形にクビを言い渡す。

甲斐は、父の念願でもあるジュニアパートナーに昇進。しかしその直前に父エイジは他界した。

現在:甲斐、父に会いに行く

大輔と甲斐 シーズン2 8話

上杉が、代表の座を争う投票をすることになった。甲斐は休暇を取り、1人で電車で田舎へ向かう。

大輔は真琴づてに尾形まちこに会い、幸村・上杉法律事務所を訴えようと焚きつけた。

上杉は蟹江からその情報を聞き、汚い真似をするなと幸村に言う。

幸村が大輔を問い詰めると、大輔はみんながいる前で「上杉先生の過去の横領を、不倫相手の尾形さんは知らなかったかもしれない。不当解雇だ」とわざとらしく大声で喋った。幸村が微笑む。上杉のファーム内での評判は地に落ちた。

甲斐は父親のエイジの墓の前に立ち、マッカランを墓石にかける。

SUITS/スーツシーズン2第8話の感想

第8話はサスペンス回!みたいな感じだったけど、上杉がクロなのは最初からわかっていたので、驚きはなかった。尾形は不倫相手だったというシンプルなオチや、蟹江を利用する展開はよかったけど。

それより、過去と未来がいい感じに交錯していて、第8話はヒューマンドラマとしてとても面白かった。途中まで、甲斐がなぜ電車に乗ってるのか意味不明だったんだけど、父親の墓参りだとわかった瞬間の感動が素晴らしい

シーズン2第9話「幸村、投票で上杉に負けて代表の座を追われる」

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野球選手のドーピング問題

ニュースキャスターの浜崎哲平(はまさきてっぺい/中村芝翫)

情報番組のキャスター浜崎哲平(はまさきてっぺい/中村芝翫)は、有名野球選手の等々力真一(とどろきしんいち/佳久創)にモニター越しにインタビューしている最中、ステロイド(ドーピング)を使っていると批判。名誉毀損で球団側に訴えられ、甲斐と大輔が弁護を担当することに。

スーツ2第9話 甲斐

浜崎は、「私には確かな情報源がある。負けたことはない」と言い、和解に応じようとしない。しかし、彼の悪意ある発言がCM中に撮影されており、等々力の以前のドーピング検査結果もシロ。裁判となれば、負けは必至という状況だった。

大輔は、浜崎が名誉毀損の一件の前に等々力が所属する球団の取材に行ったときのテープを入手。映像で、荒川という韓国に所属しているはずの選手の姿を発見した。甲斐と共に、彼がドーピング検査の替え玉で間違いないとなった。

大輔は等々力のもとへ行き、「告発者を知っている」とカマをかける。等々力は引っかかり、ドーピングの情報を公表しない条件で引退する、ということになった。

甲斐はその条件でサインしろと迫るが、浜崎はそれでも情報を公表したがった。しかし大輔が呼んだ荒川選手を部屋に入れる。発表すれば内部告発者を晒し者にしたことになるとわかると、浜崎は非公表に応じる。この件は一件落着。

大輔の祖母・結衣死亡

大輔と真琴 スーツ2第9話

大輔の祖母・結衣が突然ファームにやってきて甲斐に挨拶。大輔は焦る。

真琴は司法試験のプレテストで合格ラインを上回り、大輔と喜び合った。

野球ドーピング問題を片付けながら、祖母結衣と一緒に暮らすための新居を探していた大輔。真琴に物件探しを手伝ってもらい、よい住まいが見つかった。

しかし、大輔に知らせず心臓病用のニトロを飲んでいた祖母結衣が急死。真琴からそれを聞いた大輔は、大粒の涙を流す。真琴は大輔を抱きしめた。

投票の鍵は蟹江!勝者は上杉

上杉弁護士 suits2-9

過去の横領と、ファームの弁護士・尾形万智子との不倫の噂で、ファームのトップを決める票は幸村に流れると思われたが、上杉がシニアパートナーの1人を移動させ、さらに蟹江をシニアに昇進させて票を傾ける。

甲斐にボーナスを出すと言われ、玉井が戻ってきた。玉井は蟹江の態度からシニア昇進の件を見破り、幸村と甲斐に伝える。

スーツシーズン2第9話 甲斐弁護士(織田裕二)

甲斐は蟹江をディナーに誘い、説得しようとしたが失敗。次の日も「上杉に投票すれば、票目当てでシニアにされたと思われる」と言うが、蟹江は今まで散々コケにされたと怒って耳を貸さない。幸村は蟹江に、「間違った方に投票すれば、ファームにいられなくなる」と脅した。

ついに投票が始まり、結果は1票差で上杉勝利。甲斐はうなだれた。

SUITS/スーツシーズン2第9話の感想

玉井は幸村に解雇宣告されたはずだけど、クビ宣告されてもすぐに戻ってこられるもんなのか?そもそも、玉井の資料隠蔽と破棄の件が有耶無耶になっている気がする。

大輔は、告発者に話を聞いたと等々力に嘘ついたわけだけど、かなりトリッキーな方法だなあと思う。推測を事実として、嘘ついて交渉してるわけだから、それとも先に荒川選手に話を聞いていたのか。まあ、大輔が弁護士として荒川に近づいた時点で、3人の関係は崩れるので、方法としては通用するのだろうが、説明がないので複雑な印象を受ける。

シニア投票については、上杉が勝利するのは予想できなかったので、展開としてよかった。来週、上杉が富樫(とがし/髙嶋政宏)を焚き付けていた件で、甲斐が上杉を蹴落すのだろう。

あとは大輔のばあちゃんが急に死んでかわいそうだった。

シーズン2第10話「上杉敗北、甲斐と幸村の大逆転!」

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SUITS/スーツ2第10話 上杉と蟹江

上杉が投票で新代表となり、甲斐は手狭な下の階のオフィスに移動させられ、蟹江からつまらない金融案件を押し付けられてイライラしていた。

大輔は祖母・結衣の葬式で、思い出をスピーチ。中学の頃の元カノ・黒崎れい(吉谷彩子)も来ていた。

SUITS/スーツ2第10話 真琴と大輔

大輔が週末ボストンの借家でドラッグを吸おうとしていると、甲斐が現れる。甲斐はドラッグを預かり、2人で酒を飲み交わした。甲斐は、サックスプレイヤーの父親・エイジと、浮気癖のあった母親の話をして、肉親の近くにいてあげれば幸せとは限らないと慰めた。

鈴木大輔と甲斐 SUITS/スーツ2第10話

2人はすぐに帰国し、上杉の自慢ウイスキーを酢と入れ替えようと企むが、自分のオフィスに蟹江が侵入しているのを発見。甲斐はブチ切れた。蟹江は上杉の命令で甲斐をクビに追いやろうとしており、何かないかと探していたのだ。

甲斐と大輔は、コースタル・モーターズの前担当だった上杉が欠陥を知っていて、玉井が見逃したメモも偽造だったと推理。富樫文弘(とがしふみひろ/髙嶋政宏)と会い、メモがやはり偽造だったと聞き出した。すべて上杉が仕組んでいたのだ。

資料を見る玉井と甲斐 SUITS/スーツ2第10話
大輔は欠陥発覚の翌日に上杉と神崎社長(伊藤正之)が会っていたと知り、手伝ってくれた真琴にキス。神崎の元へと向かう。

蟹江が甲斐のジャケットから違法薬物の匂いを感じ取り、証拠を持って上杉に渡す。甲斐は薬物検査を拒否し、役員会議が行われることになった。

上杉は甲斐を責めるが、逆にコースタル・モーターズの欠陥を知っていたのでは?と反論されてしまう。

そこへ大輔が、“上杉が欠陥を知っていた”という書面に書かれた神崎社長のサインを持って登場。甲斐は、ドラッグは蟹江を操って会議を開かせるための餌だったと言い、満場一致で上杉の解任が決定。(大輔は自分の名前の筆記体でサインしていた)

甲斐、幸村、大輔、玉井はオフィスで祝杯をあげる。

大輔は家に元カノで今は人妻の黒崎れいを呼び、愛し合う。ドアホンが鳴り、料理の宅配かと思って開けると真琴が立っていた。

SUITS/スーツシーズン2第10話の感想・考察

SUITS/スーツ2第10話 幸村代表

甲斐がドラッグを使って蟹江をいいように操り、上杉に大逆転するさまが痛快だった。

大輔についてだが、彼は元麻薬の売人だし、ドラックやるのは全然いいんだけど、演者の中島裕翔の“いい人感”が強すぎて違和感がある。真琴がいるのにいきなり現れた人妻の元カノ黒崎れいと関係持っちゃうのも全然いいんだけど、やっぱり中島裕翔の優しすぎる顔立ちのせいでしっくり来ない。もっと悪キャラに変貌するのもいいかもね。

シーズン2第11話「交通事故示談、大輔のトラウマ」

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suits2 11話 大輔と甲斐

有力クライアントの20歳の子息・佐竹真吾(さたけ しんご/演 伊藤健太郎)がひき逃げ事故を起こした。すでに警察に通報していたので、甲斐は事が大きくなる前に真吾を出頭させる。

佐竹真吾(さたけ しんご/演 伊藤健太郎)

担当検事は小憎たらしい口を利く藤嶋春香(ふじしま はるか/演 上白石萌音)だ。被害者は脳出血で死んでいたことがわかる。藤嶋は大輔に、刺激が欲しいから幸村・上杉法律事務所に転職したいと本心を告げた。

大輔が調べると、被害者は夜に黒い服を着て、近所に落書きをして迷惑行為を繰り返していたという。甲斐は示談交渉を命じた。大輔は遺族のラーメン屋に行き、1000万円で示談が成立。

suits2 11話

しかし、真吾が当日ドラッグをやっていたと知り、怒りに身を震わせる。

大輔は親が交通事故で死亡したときに、家ですぐに金の話をした弁護士・宮下紘一(みやしたこういち/嶋田久作)に会いに行き、当時のトラウマを話すと、覚えていないと返された。

検事の藤嶋にもドラッグの件を話すが、甲斐が彼女の採用を決めていたこともあって、不起訴は覆らないと言われる。甲斐から依頼人を守るのが仕事だと言われ、大輔は納得できなかった。

suits2 聖澤真琴

黒崎れいに呼び出されて、大輔にフられたことを聞いた真琴は、彼の家へ。大輔に付き合えない理由を詰め寄る。しかし彼は人生に関わると言って答えなかった。

シニアパートナーとなった蟹江は、東京ロースクールの真野麻子(MEGUMI)に口を聞いてもらい、優秀なアソシエイト・あいかわゆりこを採用するが、彼女がハーバードで書記官を勤めた過去があり、大輔の素性がバレると危惧した甲斐と幸村の圧力で、採用取り消しを余儀なくされる。

蟹江は甲斐が新たに藤嶋を雇っていたと知り、怒った。

SUITS/スーツシーズン2第11話の感想・考察

suits2 11話のキャスト

上白石萌音が演じる藤嶋春香が、キュートな見た目と裏腹に毒舌で面白いので、ファームに来るのが楽しみ。ぜひ蟹江と対決させてほしい!

シーズン2第12話「甲斐と蟹江の友情」

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SUITS/スーツシーズン2 甲斐と蟹江
上杉がいなくなったと知り、ステラ証券が契約を切った。 蟹江は部下の八木田健太郎(やぎた けんたろう/演 坂口涼太郎)に八つ当たりして、彼をクビに。

蟹江とやぎた

優秀なアソシエイトたちが、副島弁護士のブラットン法律事務所から引き抜きを受けていた。大輔はブラットンの松井からヘッドハンティングされ、甲斐に報告。

甲斐は蟹江がアソシエイトを紹介していると決めつけ、怒りをぶつけた。そして尾形万智子と大輔の接触を上杉にバラしたことを蒸し返し、今後はもう友達じゃないと言い放った。

甲斐の言葉にショックを受けた蟹江は、副島にシニアパートナーにしてくれと相談。幸村に転職を話すと残って欲しいと言われるが、退所届を提出。

一方、甲斐の大口顧客である、配信サービスNetfilm(ネットフィルム)の社長・五十嵐数馬(粗品)も、契約を検討したいと言ってきた。

甲斐は、副島がTOHTOシネマズにNetfilmを買収させ、経営陣をそのまま残す交渉をしていると知り、大輔に契約の裏を調べさせる。

大輔はビルのロビーで不倫相手の元カレ・れいの夫に呼び止められ、殴られた。事務所に上がると、蟹江が傷の応急処置をしてくれた。

大輔は蟹江の協力を受け、TOHTOシネマズに資金が無く、Netfilmの配信プラットフォームだけ盗まれてすぐに売却される算段だと解明。

甲斐は副島の前に現れ、「Netfilmの五十嵐に買収のカラクリを伝え、TOHTOシネマズとも契約して、業務提携させた」と勝ち誇った。副島は、ウチに来ないかと甲斐を誘う。

副島弁護士と甲斐

甲斐は幸村に、事務所に俺の名前入れろというが、優秀な監督になれないと言われてしまう。甲斐は退所届を出した蟹江を追い、無言で彼のダンボール取って事務所に引き返す。

大輔は、松井先生にやぎたの履歴書を渡し、彼の転職先が無事決まった。

SUITS/スーツシーズン2第12話の感想・考察

甲斐と蟹江の友情が熱い!

蟹江の「言葉にしなくてもお互い協力してきた」というセリフにジーンときた。その通り、甲斐は何も言わずに蟹江の荷物が入ったダンボールを取って事務所に引き返す。男同士のドライな友情がかっこいい

シーズン2第13話「真琴と敬一郎の親子対決」

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藤嶋VS蟹江

藤嶋と蟹江

藤嶋に個室が与えられ、大輔はそれに納得していない様子だった。

ファームに来てさっそく蟹江に嫌がらせを受けた藤嶋は、主任代理人を蟹江に頼むが、嘘の日程を教えて彼を怒らせた。

後日、蟹江に法廷で使うファイルすり替えられ、藤嶋は怒りに震える。

蟹江が裁判所に入ろうとすると、藤嶋が服に仕掛けた爪切りセットが金属検知かかり逮捕されてしまった。藤嶋は檻の中の蟹江を前にして有利な証拠を提出してくれたことに礼を言い、一時休戦を提案。

フォルサム食品の女性社員昇進差別訴訟

幸村と甲斐

幸村は、クライアントや弁護士を引きとめるため一旗揚げようと、フォルサム食品の女性社員の昇進差別訴訟を引き受け、甲斐に必ず勝てと言った。

先方はもともと和解金1億円を提示していたが、フォルサムの新たな弁護士となった聖澤敬一郎(竹中直人)は100万円に減額。当然、甲斐は条件を呑まない。

聖澤敬一郎(竹中直人)

父敬一郎から弁護士の夢にそろそろ見切りをつけろと言われた真琴は、怒ってその案件に参加したいと言い出した。

真琴、大輔と話す甲斐

真琴は大輔と協力して原告の井口華子(安達祐実)と話し、他の女性社員に協力を呼びかけるが、蓮見会長(伊東四朗)に目をつけられたくないと、一人も協力してくれない。

甲斐は、敬一郎との和解会議に真琴も参加させ、相手を喋りにくくさせる。敬一郎は、井口が昇進できないのは実力がないからだと言い放った。大輔が真琴を気遣って会議を中止。

敬一郎は蓮見会長に女性登用促進運動の会見を開かせ、イメージアップを図った。

樋口が自信を失い訴訟をやめると言うが、真琴が説得しみんなビラを配って回る。

甲斐が大輔にアドバイスし、女性社員たちの人事評価表を126人分集めた。すると神経質や気が弱いなど似たような文言が多く、点数に0.7がかけられた不当採点が判明。

真琴と大輔

甲斐と大輔は、敬一郎と向き合う。そして真琴に連れられ集まった原告団の女性がたくさん部屋に入ってきた。敬一郎は形勢の不利に打ち震える。

聖澤親子は和解し、カフェでコーヒーを飲む。そして後日、真琴は東大ロースクール試験に望んだ。

聖澤は幸村に会い、「俺は手を引くが、上杉に引き継いで原告を逆に訴訟させる」と伝えた。

SUITS/スーツシーズン2第13話の感想・考察

今回の聖澤敬一郎の負かし方はスカッとした。最後に親子でカフェで仲直りするシーンも素敵。

そしてファームを出て行った上杉と、フォルサム食品案件で直接対決が決定!物語は佳境に差し掛かってきた!

シーズン2第14話「上杉の恨み、蟹江セクハラ、尾形の訴え」

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幸村がフォルサム食品訴えの記者会見を開き、上杉側をけん制。

上杉がやってきて、ファームを尾形万智子(おがたまちこ/松本若菜)の不当解雇で訴えると言ってきた。幸村が結んだ秘密保持契約で、上杉の横領や不倫の過去について一切喋れないのを逆手に取ったのだ。

第14話 甲斐と幸村

甲斐は和解しろというが、幸村は聞かない。大輔は尾形に謝罪するが、幸村に恨みがあると言われてしまう。

甲斐は、裁判官・小野寺晋平に傍聴人を入れない裁判を提案するが断られた。


真琴は東大ロースクールのテストに不合格で落ち込む。蟹江はロースクールの統括者・真野麻子(MEGUMI)に真琴を合格にしてくれと頼むが、結果なので仕方ない言われる。蟹江は「俺が以前、真野の顔に泥を塗ったせいだ」と真琴に嘘をついて、彼女を慰めた。

上杉は、前に偽造メモを仕込んだ件で、玉井に平手打ちをくらう。

幸村が女性を不当解雇した記事が週刊誌に出た。さらに、フォルサム食品の蓮見会長は人事に関与していないとして、話を聞くなら全国にいる人事責任者に直接会えと言われる。

尾形と上杉がやってきた。尾形は、事務所内で蟹江セクハラしてきたことを幸村に相談したら解雇されたと証言。

夜、蟹江は甲斐に、当時の尾形のボイスメモを渡すが、セクハラと言われていた件を知って愕然。二人は酒を飲み交わす。

大輔は当時のホテルやスパの関係者から、尾形が不倫をしていた証拠を集め、上杉に突きつけた。尾形側から責めたのだ。上杉は、この件は時間稼ぎだからどうでもいいと言い放つ。

上杉と甲斐 14話

蟹江は藤嶋に、尾形と上杉の関係を探るよう頼む。

14話の藤嶋

蟹江は上杉が金で尾形を操っていることを知り、エレベーターで見つけて、痛い目に合わせてやると叫んだ。

大輔は尾形にすべてを話し、フォルサム食品の女性差別訴訟の件で、協力するように依頼。彼女は訴訟を取り下げた。

甲斐は説明会場に入るが、フォルサムの女性社員は誰も来ていない。幸村から一本の電話が入る。

SUITS/スーツシーズン2第14話の感想・考察

14話 試験に落ちた真琴

司法試験についてまったく知識がなく、なぜ真琴が東大ロースクール(法科大学院)の試験に受けるのか気になったので調べてみると、大学院を卒業すると、司法予備試験を受けなくても本試験が受けられるそうだ。

予備試験の方は、合格率なんと約4%…全国から集まった秀才100人のうち4人しか受からない。足切りがとりあえず厳しすぎるので、ロースクールの方が可能性としては高いのだろう。

東大以外のロースクールに入ればいいじゃん!と思ったけど、大学院に行ったら真琴の出番がなくなるから合格させる線はないのだろう。

シーズン2第15話 最終回「甲斐、完全敗北でファームを去る!?」

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SUITS/スーツシーズン2第15話 最終回

SUITS2 最終回あらすじ1:甲斐の元カノ綿貫登場

SUITS2最終回 キャスト 観月ありさ

ロンドンに拠点を置く、ダービー総合法律事務所の綿貫紗江(わたぬきさや/観月ありさ)がやってきて、幸村と甲斐にファームの合併を持ちかける。彼女は甲斐のハーバード時代の後輩で、元彼女だった。

甲斐は合併しないと答えるが、幸村そのつもりで話を進めてしまう。

大輔と甲斐はフォルサム食品へ行き、離婚して家庭と離れた途端昇進した女性に話を聞く。離婚した話を聞いた上司が、蓮見会長に昇進を推薦したと言う。

甲斐はこの件だけタッグを組むと綿貫に譲歩し、事務所内で彼女を抱いた。

蓮見会長が経協連の理事長に再就任。世間はフォルサムが正しいという風向きに。

藤嶋は、蟹江にフォルサムの不正を探すように頼む。

蟹江は経理の改竄を見つけるが、世間の風向きがフォルサムよりなので藤嶋の検事時代のコネを使っても、蓮見の家宅捜査に持ち込めない。

SUITS2 最終回ネタバレ2:大輔と真琴の復縁、甲斐は去る

SUITS2最終回 聖澤真琴

真琴は、東大ロースクールに落ちたと大輔に話し、蟹江が理由なので抗議文書を送りたいと相談した。大輔は蟹江から彼女が実力で落ちていたと真実を聞いていたが、反論をためらってしまう。


甲斐は最後の作戦として、大輔に自分を告発しろと言う。そうすればダービーが合併を渋るからだ。大輔は綿貫の部屋に行くが、いたのは幸村だった。資料を見られ、使わせないと言われてしまった。

幸村とダービーが経理帳簿を交換。合併がほぼ決まりかけ、甲斐は事務所を去った。

真琴は大輔に、自分が実力で落ちたことを隠していたと怒鳴る。大輔は、甲斐が去ったショックもあり、自分の経歴詐称について真実を打ち明けた。君に相応しくないと言うとビンタされる。そのあと二人はキスして、抱き合った。

SUITS2 最終回ネタバレ3:上杉と決着

蓮見会長の経協連理事長再任パーティー開催前の会場に、大輔と蟹江がやってくる。

大輔は、蓮見のメールボックスから家庭を持たない女性のみ昇進を許可していた文面が見つかったと話した。

蟹江が経理粉飾の件を追加で伝えると、蓮見会長はメールを否定せず、不法侵入だと青ざめるが、渡された資料は白紙。自ら女性昇進差別を認めた発言をしてしまった。(藤嶋とフォルサム社の警備員を脅し、会長室で実際にメールを見ていたが白紙を渡した。)

甲斐と綿貫、井口(安達祐実)が入ってくる。

綿貫は財務帳簿で、上杉の過去の横領を見つけたと話す。秘密保持契約に違反しないので、上杉は崩れ落ちた。

外で話を聞いていた記者たちが、一斉に会場に入ってくる。蓮見と上杉は世間的に終わった。

SUITS2 最終回エピローグ

甲斐は綿貫と握手して別れる。

その後、甲斐はそのまま事務所を辞めようとするが、幸村が「これからも私を守って」と、止める。しかし反抗したという理由で、共同代表の話はなしになった。

玉井は、ファーム看板の上杉の名前をハンマーで破壊。

大輔と真琴は付き合うことに。

SUITS/スーツシーズン2第15話の感想・考察

SUITS2最終回 織田裕二

大輔が甲斐と解決した過去の案件での経験を活かし、最終回は綺麗に解決した。甲斐と綿貫の大人の恋愛も見応えあったし、大輔と真琴の復縁も微笑ましかった。

甲斐、蟹江、幸村、大輔などなど、SUITS2メンバーのウィットな会話がしばらく楽しめないと思うと、寂しい。

観月ありさは43歳という年齢を感じさせない美人だった(身長も170cmなのでヒール履くと織田裕二と並ぶ)。

登場キャストもどんどん豪華になっているし、これはSUITSシーズン3あるだろう!楽しみだ!

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