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DC映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒/Birds of Prey』ネタバレ感想・考察・評価!楽曲紹介

映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』を3月20公開初日の朝一番で観てきました。

イヤ〜期待していたよりも数倍面白かった。『スーサイド・スクワッド 』の完成度を軽く凌駕している。観た方がいい。

白いセクシー美女ハーレイ・クインはジョーカーなしでもやっていけることをしっかり証明できたようだ。

DCコミックスの看板キャラクターとして、ガル・ガトットの『ワンダーウーマン』と2枚看板になることだろう。

この記事では『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』という作品を、完全ネタバレアリで徹底解説!劇場で観終わった人だけ読んでね。

 

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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒ネタバレ感想!スーサイド・スクワッドを超えた

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』は『スーサイド・スクワッド 』のスピンオフ作品という位置付けだった。

しかし冒頭でも述べたが、『スーサイド・スクワッド 』よりも断然こちらの方が面白い

エンターテインメント性、テーマ性、登場人物、ストーリーどれをとってもスーサイドを上回っている。

※あらすじ・ストーリー・登場人物情報を読みたい人は下記の記事へ。

最強女子軍団VSゴッサムマフィア【ハーレイクインの華麗なる覚醒】あらすじネタバレ登場人物解説!※ジョーカー出ません - CineMag☆映画や海外ドラマを斬る!

きっと映画『スーサイド・スクワッド 』でジョーカーを演じたジャレッド・レトは死ぬほど悔しがっているに違いない。

ホアキン・フェニックスの映画『ジョーカー/Joker(2019)』も大絶賛だっとことを考えると、ジャレッド・レトが少しかわいそうだ。

ただ、ジェームズ・ガン監督でハーレイ・クインも登場するスースクの次作『ザ・スーサイドスクワッド2』の方が完成度は高い。

ネタバレ解説!スーサイド・スクワッドのジョーカーの出番はナシ

スーサイド・スクワッドのジョーカー

今回の『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒』には、ジョーカーの出演は一切なし

ホアキン・フェニックスのジョーカーは作風が違いすぎるので出すのは無理だとしても『スーサイド・スクワッド』でジャレッド・レトが残した未公開テイクを挿入するのか?と思いきや、ジョーカーのシーンは一切なかった

製作陣もハーレイ・クインというキャラクターをひとり立ちさせたかったのだろう。その目論見は見事成功したように思える。結果的にジョーカーは出なくても全然よかった。

cinemag.hatenablog.com

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒/Birds of Prey』の魅力を考察

アクションが生々しくて派手

バットを振るハーレイ・クイン

バット、ナイフ、ハンマーなどを使った迫力ある肉弾戦のオンパレード。ハーレイ・クインをはじめ、登場する女性キャラが接近戦で屈強な男性たちをバッタバタとなぎ倒していく姿は爽快。

完全に女チームVSイヤな男どもという構図になっていたところも、わかりやすくて評価できる。

最近、イヤな男に出会ったとか、フラれたとかいう女性は是非みてほしい。絶対ストレス解消できるから。

ハーレイ・クインによるドロップキック

中にはかなり残酷なシーンもあったが、ハーレイ・クインや他の登場人物の飄々としたキャラで中和されている感じが芸術点の高さに繋がっていると思う。

キャラがいい

ハーレイ・クインとスリ師のカサンドラ

ハーレイ・クインはもちろん、ユアン・マクレガー演じるプッツンマフィア・シオニス、アジア系の少女・カサンドラなど、サブキャラたちも個性的で引き立っていた。そして各々が“笑い”を見せてくれる。

映像が派手で綺麗

カラフルなハーレイ・クイン

ハーレイ・クインがカラフルな煙弾で警察署を襲撃するシーンをはじめ、今作は映像がこれでもかというくらい派手。

テンポがいい

ハーレイクイン(マーゴット・ロビー)

以前から人から恨みを買いまくりだったハーレイ・クインは、ジョーカーと別れてゴッサム中の悪人に狙われることになる。

ずっと狙われているから、ずっと楽しいアクションシーンで飽きない。

テーマ性がある

映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』には、ハッキリとしたテーマがある。それは女性の自立だ。

少女・カサンドラから、中年女刑事レニーまで出すことで、世の中の女性VS男共という構図がしっかりと描けていた。

企画やプロデューサーも務めたマーゴット・ロビーの手腕なのだろう。

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』の楽曲紹介

豪華アーティストそろい踏みの『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』の劇中楽曲が、サントラになって発表されているのでいくつか紹介!

Doja Cat(ドジャ・キャット)の「ボス・ビッチ」

www.youtube.com「わたしはボスでビッチ」とひたすら歌う。

ハーレイ・クインのテーマソングにぴったりでノリノリなパーティー楽曲 。

メーガン・ジー・スタリオン・アンド・ノルマニの「ダイアモンズ」

www.youtube.comこちらは、ゴリゴリのラップミュージック。体を揺らすビートに、途中で入るメロディアスなパートが印象的。

スウィーティー・アンド・ギャラクサラの「ステイ・ウィズ・ミー」

www.youtube.comこちらはラテンテイストのラップ!ハーレイクインやカサンドラがPVに出演!

ノリノリな音楽を聴いて、映画の余韻に浸ろう!

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』考察/感想・評価まとめ

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY

映画『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY』の評価や考察を楽しんでいただけただろうか?

エンタメ要素もテーマ性も視覚的な面白さも凝縮された本作。DCコミックスに新たなドル箱キャラクターが誕生したようだ。

 原題の「BIRDS OF PREY」は猛禽類という意味。

ハーレイ・クインやその魅力的な仲間たちは、強い男にすがるカゴの中の鳥から、男たちを喰いものにする強い猛禽類に変貌を遂げた。

出来栄え的には次のシリーズも期待できそうだ。楽しみにしたい。

『ハーレイ・クインの華麗なる覚醒/Birds of Prey』

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