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Netflix『アメリカThe Movie』ネタバレ感想・酷評!ひどいグロコメディアニメ映画を解説

Netflixオリジナルアニメ『アメリカThe Movie』

Netflixオリジナルアニメ『アメリカThe Movie』は、建国の父ジョージ・ワシントンがイギリスから独立を勝ち取るグロアクションコメディ!

ぶっちゃけアメフトばりに強引でグロテスクなギャグに笑えませんでした。

ネタバレあらすじ解説や正直な感想・評価レビューをどうぞ。

 

アメリカThe Movie作品情報・登場キャラ

youtu.be

公開・制作国:2021/06/30 Netflix アメリカ

監督:マット・トンプソン

原題:America: The Motion Picture

脚本:デヴィッド・キャラハム

声:チャニング・テイタム

登場人物

映画『アメリカThe Movie』は、歴史上の人物たちが登場するので、主要人物を紹介しておきます

ジョージ・ワシントン→初代大統領・建国の父

ベネディクト・アーノルド→イギリス軍へ寝返った人物

マーサ・ダンドリッジ→初代ファーストレディ

ポール・リビア→独立戦争の愛国者

トーマス・エジソン→発明家

ジェロニモ→ネイディブアメリカン・アパッチ族の戦士・シャーマン

歴史上の人物である彼らがハチャメチャなキャラになって、英国からの独立のために戦うのが『アメリカThe Movie』です。

Netflix『アメリカThe Movie』ネタバレあらすじ解説

ベネディクト・アーノルド,エイブラハム・リンカーン,ジョージ・ワシントン

ベネディクト・アーノルドはアメリカを裏切り、独立宣言に署名しようとしていた政治家たちを惨殺します。

さらにベネディクトは狼男に変身し、ジョージ・ワシントンの前で革命のリーダーであるエイブラハム・リンカーンの首を喰いちぎって惨殺。

ジョージはリンカーンの意思を継いでアメリカの建国を誓い、彼の葬儀で出会ったマーサ・ダンドリッジとセックスをします。

暴れ者で低知能なサム、女性中国人発明家のトーマス・エジソン、乗馬が得意な戦士ポール・リビア、ネイティブアメリカンのジェロニモを仲間にしました。

ジョージたちは、ベネディクトと英国人が集まるバーを襲撃しますが逃げられます。

さらに妻のマーサも誘拐されました。

狼男を倒すには銀の弾丸が必要だと知り、ジョージたちはタイタニック号から銀のスプーンを盗んで、鍛治職人ジョン・ヘンリー・スミスに弾を作ってくれと依頼。

ベネディクトを追ってゲティスバーグの屋敷に来たジョージですが罠で、時限爆弾が仕掛けられていました。

ポール・リビアの愛馬クライドが爆弾を持って走り、死亡します。

ポールは首のない愛馬クライドと融合手術を行い、ロボコップのような姿になりました。

英国のジェームズ国王を殺したベネディクトの軍団と、ジョージ率いるアメリカ軍の戦いが始まります。

ジョージたちはアベンジャーズのように突進しました。

アベンジャーズのように立ち向かうジョージ・ワシントンたち

ジョージたちはウォルマートで買った銃で英国兵を蹴散らしました。

しかしベネディクトは紅茶の雨を降らせ、アメリカ人を次々にイギリス人に変身させてしまいます。

ジョージは妻マーサを助けようとしましたが、彼女もすでにイギリス人になっていました。

エジソンがビールから抽出したエネルギーでビームを放ち、紅茶をビールに変えます。

ビールの雨を浴びた英国人はみんなアメリカ人になりました。

マーサが銀の弾を投げ、ジョン・ヘンリー・スミスが野球の要領で打ち返します。

弾は狼男ベネディクトに当たり、彼は死亡。

数ヶ月後の1776年7月4日。

ジョージ・ワシントンはみんなの前でアメリカ独立宣言をします。

しかし聴衆たちは、黒人・女性・同性愛・ネイティブアメリカン・イスラームなどそれぞれの権利は守られるのかと文句を言って喧嘩を始め、銃で撃ち合います。

ジョージは「しくじったかも…」と言いました。

Netflix映画『アメリカThe Movie』終わり!

『アメリカThe Movie』感想・評価つまんない

『アメリカThe Movie』終盤の独立戦争のシーン

アニメ映画『アメリカThe Movie』の評価は52点。

本作のギャグセンスは、おそらく日本人には合わないのでは!?

アメリカのシュール系のアニメ『ファミリー・ガイ』とか『サウスパーク』は私も大好きで日本でも人気はあると思いますが、

『アメリカThe Movie』のはそれらと比較しても、ギャグが強引すぎる感じ

線が太いアニメの絵柄も好きになれなかったです。

あとはリンカーンが殺される時に首から喉の皮がはげて、血がずっと吹き出すなど無駄にグロいシーンも多い…。

ゾンビ映画『アーミー・オブ・ザ・デッド』バリのグロさでしたw。

アメフト型の強引さが生み出すシュール感を笑えばいいと思うのですが、慣れないですね。

唯一「ファッキン・デモクラシー」というセリフは面白かったです。

 

アメリカへの自嘲・風刺

アメリカの風刺的な面では優れている表現も多かったです。

ウォルマートで銃を買って独立戦争を始めたはいいけど、銃社会になってしまったというのは、アメリカではウォルマートで銃が買えることの痛烈な皮肉です。

ネイティブ・アメリカンのジェロニモはジョージ・ワシントンたちに協力しますがその時に、

「子孫にいたるまで悲惨な出来事が起きる気がする」と言っていました。

ジェロニモはなんとなく嫌な予感がしていたものの、ジョージたちの独立戦争に加担します。

独立戦争の結果、白人移住者がもっと増えてネイティブ・アメリカンの暮らしはねじられてしまう原因を痛切に皮肉ってますね。

最後のまとめ

映画『アメリカThe Movie』は、ギャグセンスがアメフトなみに強引すぎていて全く楽しめない歴史グロシュールコメディでした。

日本人の感性だからか、Netflixの海外のオリジナルアニメは『ヤスケ/弥助』『パシフィック・リム:暗黒の大陸』など、ストーリー性ゼロでつまらない作品が多い気がします(『ウィッチャー狼の悪夢』とかはとても良かったですが)。

ただこれらの作品や本作は、海外サイトでの評価も高くないのでネトフリアニメはクオリティがアレなのかもしれません。

Netflix『アメリカThe Movie』感想評価レビュー終わり!

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